特別企画「ともに」

2020年2月15日(土)12:54-13:24


気仙沼にバスケ&パーク誕生 
[気仙沼市]
気仙沼では、震災後、3対3のバスケット「3×3(スリー・エックス・スリー)」が盛んに行われています。その「3×3」のコートが、気仙沼に新たにオープンしました。バスケットだけでなく、昼間は小さな子供たちの遊び場にもなる、工夫を凝らした施設です。F.C.U.P(エフ・シー・ユー・ピー)を作ったのは、気仙沼で震災後に介護事業を立ち上げた堀内真介さんです。介護とバスケット、一見結びつきませんが、どちらも、震災をきっかけに生まれた、ご自身の強い思いが原動力になっていました。


きっかけは農家支援!就農3年目 
[仙台市]
仙台市東部の若林区荒浜地区で、富山県出身の平松希望さんが、3年前から農業に取り組んでいます。平松さんは、2011年に東北大農学部に入学し、在学中は復興支援の農業ボランティア活動に携わりました。高齢化や担い手の減少が進む、被災地の農業の現状を目の当たりにし、荒浜の農業を支えるには若い力が必要と感じ、就農を決意したそうです。大学卒業後、2年間の農業研修を経て、荒浜地区などに農地を借り、平松農園を開きました。そして、去年12月、仙台市の集団移転跡地の利活用事業者に選ばれ、農業を通し、荒浜地区の風土や魅力を伝えたいと奮闘しています。