特別企画「ともに」

2021年7月10日(土)12:54~13:24


耕作放棄地の有効活用
[東松島市]
東松島市で、県内で初めてとなるメロンの水耕栽培が始まりました。手掛けたのは、農業の経験は全くない太陽光発電事業などを行う会社「セラウェーブ」です。代表の髙橋実さんは東松島市の出身です。震災後に耕作が放棄された土地の有効活用として、太陽光発電とハウス栽培を組み合わせたメロンの試験栽培に取り組んでいます。ハウスでは、今、初めての収穫期を迎えています。


石巻の海から世界の食卓へ
[石巻市]
震災後の県内では、事業が立ち行かなくなり、従業員をいったん解雇するという会社・事業所も少なくありませんでしたが、石巻の「盛信冷凍庫」は、震災発生から再建までの1年8カ月の間、従業員を一人も解雇せず、給料も払い続けました。臼井社長は、「従業員の生活を守ることが、石巻の水産業の復権につながる」という信念を持ち、壊滅的な被害から再建を果たしました。