特別企画「ともに」

2021年12月11日(土)13:50~14:20


津波跡地に新たな産業を!元サラリーマンの挑戦
[女川町]
女川町で、津波の被害を受けたまま放置されていた田畑を使って、「北限のオリーブ」栽培がおこなわれている。事業を行う農業法人「ソーシオ」の阿部栄三郎社長は、長年勤めた建設機械関連会社を早期退職し、震災に遭遇。「地域に新たな産業を起こし、被災地発の特産品を作りたい」と願う。現在はオリーブの葉で作ったお茶なども商品化される中、奮闘する阿部社長の思いを描く。


コロナ禍で迎えた震災10年 模索続く伝承活動
[石巻市]
震災から10年を迎えた被災地では、新型コロナの影響で、去年から訪問者が激減している。震災の教訓や記憶を伝える機会が減っていたが、秋以降、全国で感染者が減少に伴い、修学旅行生などの姿が戻ってきている。石巻で伝承活動を行う団体では、オンラインも駆使しつつ、対人での伝承活動も継続している。コロナ禍で模索が続く伝承の現場での「新たな伝え方」を探る。