特別企画「ともに」

第13回
4月15日(日) 13:57~14:51


107年の歴史に幕 石巻・谷川小が閉校
 津波で全壊した石巻市立谷川小学校。最寄りの大原小学校を間借りして授業を続けて来ましたが、在校生が5人だけになり、3月で閉校となりました。大原小学校に統合され新学期を迎えました。


気仙沼の消防士 震災の経験を新人へ
 気仙沼・本吉広域消防本部に所属する戸羽一明消防司令長は勤務歴30年の消防士。震災発生時は最前線で救助と消火活動にあたりました。津波の被害を受けた現場は、消火栓も壊れていました。ホースを1㎞以上も繋いで消火に当たったと言います。その経験から、被害を最小限にとどめる「減災」の発想が大切と痛感。若い消防士たちに伝えようとしています。


宮城復興支援センター 船田究さんの一年
 南三陸町でボランティア活動を続けて来た宮城復興支援センターの船田究さん。小さな避難所を回り、必要な物資を届ける事から始め、時とともに多様化するニーズに応えて活動して来ました。船田さんには、復興の兆しは見えて来たのでしょうか。


女川の小学生、ミニバスケ全国大会へ
 「女川フィーバーエンジェルス」は小学生の女の子のミニバスケットのチーム。去年、全国大会に初出場する予定でしたが、震災で中止。バスケットを続けられるかどうか、という状態の中、全国からの支援を受けながら練習を続けて来ました。その甲斐あって、今年も出場が決定しました。支援に応えようという彼女達の奮闘を追いました。