特別企画「ともに」

第16回
7月15日(日) 13:57~14:51


新ブランド立ち上げ!被災者雇用
[気仙沼市]
 気仙沼市のデニム工場・オイカワデニムは震災発生時、工場の建物を地域住民の避難所として開放していました。そうした人々との交流から、新たな商品作りが始まりました。
 避難していた漁師さんが提供してくれた大漁旗を素材にして、バッグを作りました。新製品作りでは被災した人達も雇い、生産を進めています。
商品購入サイト Memberjp.com


栗駒の今
[栗原市]
 2008年6月に発生した「岩手・宮城内陸地震」で被災した栗駒耕英の人々。復旧に取り組む中で東日本大震災に見舞われました。二重の災難を乗り越えて復興に向かって歩み出しています。


宮城復興支援センターの活動
[南三陸町]
 南三陸町の現状を視察するツアーが催されました。今回のツアーは宮城県内に住む人を対象にしたもの。参加した人は、「被災地に行きたくても、行ったら現地の人に悪いような気がして行けなかった」と話していました。防災対策庁舎や仮設住宅を訪ね、被災した人達の話に耳を傾けました。現地の現状を見た人達は、「来てよかった」「来るべきだったんだ」という意を強くしていました。


仮設商工施設で復活!京子の万能だれ
[山元町]
 山元町で農業を営んでいた菅野正一さんの妻・京子さんは、10年ほど前から自前の野菜を使った「焼肉用たれ」を作っていました。津波で自宅は全壊し、田畑もガレキだらけとなりましたが、なんとか片づけ、作物作りを再開しました。京子さんのタレ作りも、ボランティアの力を借りて復活。自信を持って、と背中を押され「京子の万能だれ」と名付けました。