特別企画「ともに」

第18回
9月9日(日) 13:57~14:51


漁師の暮らす地域を守るために
[石巻・桃浦]
 石巻市桃浦。津波で集落の9割以上が壊滅的な被害を受け、カキ養殖施設も大半が流されました。漁師達は、地域を守るため村井宮城県知事の提唱した水産業復興特区に賛成します。時間の流れとともに、移ろう思い。桃浦の人達が模索する漁業の将来像は。


下水の流れを守れ
[仙台・南蒲生浄化センター]
 仙台市内の下水の約7割を処理する南蒲生浄化センター(仙台市宮城野区)。津波で建物や設備に甚大な被害が出る中、下水の流れを守ろうと必死の作業に取り組んだ人達がいました。


南三陸・歌津の今
[南三陸町]
 歌津の寄木漁港ではワカメの養殖の準備が進みます。高台への集団移転も用地が決まり、22世帯が移住を希望しています。伊里前湾では千葉正海さん親子がカキ養殖の仕事をしています。生育は順調ですが、岸壁の整備や処理場の建設など、進んでいない事がたくさんあります。


秋漁に向けて
[山元町]
 秋サケ漁の準備を進める磯浜漁港の漁師達。出荷制限や風評被害で以前のように魚が売れなくなりました。特産のホッキガイの漁も、漁場に残るたくさんのガレキのため、復旧もままならない状態が続きます。漁の復活に向けて皆で力を合せ、難局を乗り越えようと努力しています。