特別企画「ともに」

第23回
2月10日(日) 13:57~14:51


子どもの心のケア活動
[石巻市]
 津波被害、仮設住宅の建設などで自由に遊べる場所が減ってしまった子ども達と一緒に遊びながら心のケアに取り組むNPO法人「にじいろクレヨン」。読み聞かせやお絵描きのほか、ドッジボールやサッカーなど幅広い遊びのメニューで子ども達に寄り添います。


地域をつなぐコミュニティ新聞
[仙台市宮城野区]
 七北田川の河口にほど近い西原地区。約340世帯の全てが被災し、住民は仮設住宅や借り上げアパートで離れて暮らしています。地域の繋がりを保とうと、被災した人達がコミュニティ新聞を作っています。その名も「西原(にしっぱら)新聞」。


震災の記憶を伝える~未来への遺言
[南三陸町]
 地域づくりの団体「すばらしい歌津を作る協議会」が、歌津の子供達の震災体験の作文集を製作しました。タイトルは「未来への遺言」。小学4年生から高校生まで300人余りの「震災」が記されています。地域の先祖は地名などに津波被害を伝えるメッセージを込めました。震災を経験した子ども達は、「未来への遺言」を後世の人々に残します。


四国・愛媛で講演 花渕浜自主防災会の鈴木さん
[七ヶ浜町]
 住民が主体的に二次避難して47人が無事だった花渕浜の舘下地区。南海トラフの巨大地震の発生が懸念される四国・愛媛県に、花渕浜自主防災会の鈴木享副会長が招かれました。鈴木さんは、「地域住民こそが自然災害を克服する主役」と伝えました。