特別企画「ともに」

第27回 6月15日(土) 14:25~14:55
[再放送]6月23日(日) 25:15~25:45


おがつ店こ屋街
[石巻市]
 震災の年の11月、旧雄勝総合支社前にオープンした『おがつ店こ屋街』。雄勝地区にある唯一の商店街として、地元に暮らす人々を支え続けています。商店街に入居する寿司屋の店主は、震災後、再開するかどうか迷ったそうですが、周囲から「食べ物屋が1つもない」という声に応えて再開を決めたそうです。


津波で被災した幼稚園の今
[東松島市]
 東松島市の私立のびる幼稚園。野蒜地区の海岸近くにあった園舎は、津波で使用不能になり、現在、海から離れたところにある縫製工場の一角を借りて保育を続けています。少子化の流れもあり、一時は閉園も考えたそうですが、不便な仮設園舎でも入園を希望してくれる家庭のために存続したいと園舎再建を目指しています。


被災ペット支援の現状
[仙台市]
 仙台の社団法人「日本動物支援協会」は、被災した犬猫の無償預かりなどを続けています。被災地を回り、無償で預かった犬猫は延べ約460匹に上ります。犬猫の世話だけではなく、予防接種やしつけなども行ってきました。また、仮設住宅を回り、無償でトリミングやシャンプーなどの支援も行っています。県や獣医師会が行った被災ペットの保護は、震災から1年で終了。この団体の果たす役割は大きい。