特別企画「ともに」

第58回 2016年1月16日(土)12:53~13:23


女川まちびらき第2章
[女川町]
 先月、JR女川駅前にテナント型商店街「シーパルピア女川」がオープンしました。駅から海へとのびるプロムナード(遊歩道)、ここから初日の出が見えるように設計されていました。スペインタイルの製造販売をする「みなとまちセラミカ工房」では、商店街オープンを記念したタイルを作りました。「皆さんの応援でここまで来ることが出来ました。本当に感謝しています。」と代表の阿部鳴美さんは言います。去年6月にオープンし、町の魅力を全国に発信してきた「あがいんステーション」。商店街のオープンから一週間ほどで、集客も売り上げも約10倍に増えたそうです。「ようやく人が集まれる環境が整いました。どうやって集客の持続性を図っていくか、勝負の年になります」と代表の阿部喜英さんは言います。


東北大が取り組む減災教育
[仙台市]
 東日本大震災の後、広く知られるようになった「減災」という言葉。災害による被害をできるだけ小さくしようという考え方のことで、災害への備えのキーワードになっています。この減災の意識を、継続的に持ってほしいと、東北大学が活動を続けています。 災害科学国際研究所の保田真理先生は、「減災出前授業」を行い、減災の大切さを伝えています。小学校高学年を対象に、国内では116回、海外でも18回行われました。