特別企画「ともに」

第66回 2016年9月10日(土)12:53-13:23


普段は漁師!たまに似顔絵やってます
[南三陸町]
南三陸町志津川の漁師、阿部仁文さん。漁師になったのは30歳の時、震災の2年前でした。地元の高校から東京の美術大学に進み、卒業後も創作活動をしていましたが、お母さんの病気がきっかけで、実家に戻り家業を継ぎました。学生時代にアルバイトで似顔絵を描いていたこともあり、被災した人に喜んでもらおうと、避難所を回りボランティアで似顔絵を描き始めました。その後は、漁師をしながら、プロの似顔絵師として活動しています。


女川でリメーク!着物が生まれ変わる
[女川町]
シーパルピア女川にある恵プロジェクト。店内には、着物をリメークした美しい布製品が並んでいます。作っているのは、女川で被災した女性たちです。恵プロジェクトのコンセプトは、「生まれ変わる美しさ」。そこには2つの意味が込められています。全国各地から支援で送られてきた着物が、新しい製品へ生まれ変わること。傷ついた女川の町や人の心を再生したいという願いです。