特別企画「ともに」

2017年10月21日(土)12:53-13:23


ブランド化に挑戦!島そだち野菜
[塩釜市]
塩釜市の離島、寒風沢島で「島そだちの野菜」をブランド化し、島の復興に役立とうと取り組む、若手農家がいます。寒風沢農園の加藤信助さん。毎朝、塩釜から市営汽船で島に通い、土を耕すことから全てひとりで取り組んでいます。「島の土にはミネラル成分が豊富に含まれていて、気温の寒暖差が少ないので、野菜作りには適している。この野菜を買うために、島に人が来るようになるまでブランド化を進めたい」と加藤さんは言います。塩釜市本町のカフェ「アイランズコート」が、島そだち野菜の直売所となっています。


三陸の海、復活のため!活動を続ける
[石巻市&女川町]
震災の翌年から、石巻や女川の海で清掃活動をしている「石巻海さくら」。月に1回の浜掃除という地道な活動には、大好きな海をもっと大切にしたいと、様々な立場の人たちが参加しています。牡鹿半島を中心に、これまで58回の活動を行ってきました。片づけたゴミやガレキの量は、大きなゴミ袋で1万個を超えます。代表の高橋正祥さんは、「この月1回の活動を、10年20年30年、とずっと続けていきたい」と言います。