特別企画「ともに」

2019年3月16日(土)12:53-13:23


女川町復幸祭ファイナルへ
[女川町]
女川町では、震災の翌年から、毎年3月に開かれてきた「復幸祭」。今年も23日・24日の2日間行われますが、今年で最後になることが決まりました。最後の復幸祭は、「2019FINAL~復興の向こう側へ」と題して行われます。今年で最後と決めた背景には、実行委員たちの、復興に対する思い、そして、8年という時間の中で感じてきた、女川という町の変化でした。23日は、津波伝承・復幸男。24日は、復幸祭・本祭。女川町商業エリアで盛大に開催されます。


気仙沼から次の世代に伝えたいこと
[気仙沼市]
津波被害を受けた気仙沼向洋高校の旧校舎を中心とした、「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」 の一般公開が始まりました。伝承館のオープンには、気仙沼から震災の記憶を伝えたいと、地元美術館の副館長と語り部が協力しています。二人は「過去の歴史から学ぶことは多い」と言います。三陸沿岸は津波の常襲地域。過去の固定観念を持たず、とにかく高いところに上がること、地震や津波の正しい知識を持って、次の災害に備えて欲しいと伝えています。