東日本大震災、未曾有の被害から約1年。岩手・宮城の三陸地区では震災の爪痕の中、悲しみと絶望から必死の思いで立ち上がり前を向き、歩き始めた被災者の方々が数多くいます。いまだに避難所暮らしを強いられている方々も大勢います。仮設住宅に移っても、震災前のように仕事ができない方々も多く生活の不安は消えたわけでありません。

 浜の男性たちには、漁業施設の復旧、瓦礫撤去や工事の手伝いなど仕事が少しずつでも生まれています。一方、水揚げの手伝い、カキやホタテの殻剥きなど震災前は毎日のように浜の仕事を元気良く手伝ってき女性たちの仕事はなくなり、途方に暮れているのが現実です。

 そんな中、生来、働き者でもある女性たちが浜の漁具を使って仕事を始めました。浜のミサンガ「環(たまき)」づくりです。「環」とは、日本古来のブレスレットの呼称。ひとつひとつ漁網で編んだオリジナルのミサンガは被災者の女性たちがグループになって手仕事でつくられています。

 当初、岩手県の大船渡市三陸町や釜石市など生産グループでスタートしましたがいまや浜から浜へ、県を越え宮城県の南三陸町までの広がりを見せています。被災者の女性たちが、この活動を口コミやテレビなどで知り「私たちも生産したい」という声があちこちから挙がっています。

 実行委員会が販売する、ミサンガの 販売代金1,100円(1セット・税込)のうち、材料費や販売経費、諸経費を除いた、約570円以上(現状の試算)が彼女たちの工賃になります。また、制作する女性たちに材料を届けたり、製作の指導をする、地元の方々にも(この方たちも被災者です)、賃金が支払われます。ミサンガのモチーフとなる漁網(ぎょもう)も三陸で調達します。地元の方々に少しでも多くの、手仕事での収入を届けることができれば、との思いで始まった取り組みです。


購入はこちら オフィシャルサイト


     現在は仙台市青葉区中央クリスロード商店街の「仙台縁日」と
     一番町四丁目商店街「菅原酒店」でも販売しております。
     数量に限りがありますので、完売の際はご了承ください。

     問い合わせ先 TEL:022-714-3055
     ※インターネット販売に関する問い合わせ先 TEL:022-721-2170

※これは被災地に仕事を創出して収入を生み出す「Cash for work」という手法で、被災し、仕事を失った方々の「仕事創出」「自立支援」「やりがい」などを支援&サポートしていく仕組みです。多くの途上国の災害復興の場面で採用されてきた実績があり、たとえば2004年のインド洋大津波災害の被害を受けたインドネシア、2008年にミャンマーを襲ったサイクロン災害、2010年のハイチ大地震など、こうした災害では多くのNGOや国連機関によりCFWが実施され、その効果を挙げてきました。

印刷する このページのTOPへ