第582回 仙台放送番組審議会
(2021年2月24日開催)
開催日時 | 2021年2月24日(水) |
場 所 | 本社5階役員会議室 |
出席者 |
委員長 | 山本雅之 |
委 員 | 芦川隆範、小野誠彦、菅野麻衣子、今野恵、真田昌行、鈴木広一、廣瀬典孝、山室隆 |
局 側 |
稲木甲二/代表取締役社長、
福原一宏/専務取締役、
平山準一/取締役、
氏家裕介/取締役・報道制作局長、
篠原研司/編成業務局長、
大山吉剛/編成部長兼デジタルメディア推進部長、
菊地章博/報道部長、
柳沢剛/番組審議室長、
田村信也/番組審議室事務局長、
石山利恵/番組審議室
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稲木甲二/代表取締役社長、福原一宏/専務取締役、
平山準一/取締役、氏家裕介/取締役・報道制作局長、
篠原研司/編成業務局長、
大山吉剛/編成部長兼デジタルメディア推進部長、
菊地章博/報道部長、柳沢剛/番組審議室長、
田村信也/番組審議室事務局長、石山利恵/番組審議室
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議題
- 前回議事録の承認
- 1月番組分類統計、3月自社制作番組予定、1月に寄せられた視聴者からのご意見
- 番組合評 「仙台放送Live News イット!」
2月9日(火)18:09~19:00
議事概要
- 前回の第581回番組審議会の議事録が承認された。
- 局側から、1月の番組種別ごとの放送時間、3月の自社制作番組の放送予定、1月に視聴者から寄せられたご意見や苦情など合わせて229件の主な内容を報告した。
- 議題番組の審議
議題番組に対して、各委員から、さまざまな意見をいただきました。
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キャスターの軸となっている寺田アナと梅島アナは、ニュースを読む際の姿勢、目線、スピード、間、が落ち着きと気品を感じさせ、ニュース後のコメントには、寄り添った優しさを感じることが多く、それに引っ張られるように、他の若手アナウンサーも溌剌と進行できているように感じる。また、気象予報士の平野さんも柔らかい印象で、分かり易く伝えていて、番組全体に優しい空気が流れていた。
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一つめの野菜価格の下落については、コロナがどのように影響しているのか、サプライチェーン(※モノが消費者に届くまでの全ての流れ)の上流から下流へ説明しており、小売り、卸売り、生産者と重層的な取材を行っていると感じた。コロナによる需要減が影響しているものだが、分かり易い内容であり、従事する方々の苦悩が伝わってきた。
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野菜価格の下落のニュースで、消費者サイドの安い価格歓迎のインタビューを入れていたので、その“歓迎”と“苦境”にある側とのジレンマに対する評価、オリジナリティのあるコメントがあると、視聴者側は「オッ!」という気づきみたいなモノが得られたのではないか?冒頭から重いニュースが続いたので、CMに入る前のタイミングで「うみの杜水族館」の明るいニュースが入り、ホッとする一時となり引き込まれた。
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仙台放送の天気予報は、等圧線がスムーズに動いていますね、あれは非常に優れていますね。アメリカのテレビ局の天気予報ではよく「ウィンドチル」というのを伝えています。要は「気温×風の強さ」で、風が強くて気温が低いと、ウィンドチルが低いというので、これは厚手のものを着ていきなさいということ、また気温が低くても風がなければ、まあまあマイルドですよ、というものなのですが、そんな指標を取り入れていくのも面白いのではないかなと思う。
これに対し、番組担当者など局側が次のように述べました。
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ニュースは仙台放送が独自に制作している番組の中で一番面積が大きいので、大切にしていきたい。
県民に情報を伝えるという大事な責務を果たし、今後ともより慎重に精査しながらやっていきたいと思う。
※第582回番組審議会の概要は、3月6日(土)の「月刊チャンネル寸評」で放送しました。