第609回 仙台放送番組審議会
(2023年10月25日開催)
開催日時 | 2023年10月25日(水) |
場 所 | 本社5階役員会議室 |
出席者 |
委員長 | 山本雅之 |
委 員 |
五十嵐弘幸、尾上健二、加藤美紀、 菊池昭光、小宮仁奈子、今野恵、 真田昌行、鈴木広一 |
五十嵐弘幸、尾上健二、加藤美紀、菊池昭光、 小宮仁奈子、今野恵、真田昌行、鈴木広一 |
局 側 |
稲木甲二/代表取締役社長、
福原一宏/専務取締役、
高荒治朗/取締役・報道制作局長、
澤田滋郎/報道部長、
川村尚徳/報道部、
篠原研司/番組審議室長、
田村信也/番組審議室事務局長、
石山利恵/番組審議室
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稲木甲二/代表取締役社長、福原一宏/専務取締役、
高荒治朗/取締役・報道制作局長、澤田滋郎/報道部長、
川村尚徳/報道部、篠原研司/番組審議室長、
田村信也/番組審議室事務局長、石山利恵/番組審議室
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議題
- 前回議事録の承認
- 10月改編後の番組種別及び、上半期の放送実績について
- 9月の番組分類統計、視聴者からのご意見について、11月の自社制作番組の放送予定
- 番組合評
「仙台放送Live News イット!」
10月6日(日)18:09~19:00放送
川村尚徳デスクのコメント
9月から木・金曜日のキャスターに入社5年目の堤勇高アナウンサーが新たに加入した。これまで、フィールドキャスターとしてニュースに関わってきたが、今は、特集の取材にも挑戦している。
番組では、引き続き「視聴者の共感」を得るため「生活に密着したニュース」をラインナップ、「分かりやすく丁寧に伝えること」を意識して、日々取材活動を行っている。
【出演】
西ノ入菜月・堤勇高・伊藤瞳(仙台放送アナウンサー)、平野貴久(気象予報士)、井上きみどり(コメンテーター)
議事概要
- 第608回番組審議会の議事録が承認された。
- 局側から、10月改編後の番組種別について説明した。また、上半期、放送基準を遵守して番組・CMを放送したことを報告した。
- 局側から、9月の番組種別ごとの放送時間と視聴者から寄せられた意見や苦情など合わせて200件の主な内容を報告した。合わせて11月の主な自社制作番組の放送予定を紹介した。
- 議題番組の審議
議題番組への各委員からの主な意見は以下の通り。
- 地元の放送局が、生活に密着したニュースを日々丁寧に伝えていく、ここに仙台放送の存在意義があると感じた。
- 地域のホットな話題をしっかり取材して放送している。強風のニュースも1地点だけでなく、県内を網羅するなど丁寧な作りが目についた。
- 印象的だったのは東北大の特別展。「日本初の女性大学生誕生110周年」を伝えており、社会的意義のある報道だった。
- 井上きみどりさんのコメントが非常に素晴らしかった。日本初の女子大学生誕生の特別展のニュースでは、ジェンダーバランスの観点で、現在とのギャップを考察するなど、ニュースに別な角度からの視点を加えている。
- 9月からキャスターに就いた堤勇高アナウンサーの持ち味は「熱さ」とのことだが、オープニングのトークや身振りから、確かに「熱さ」のようなものを感じた。堤アナウンサー、西ノ入菜月アナウンサーのお二人はフレッシュな雰囲気に加え、キャスターとしての安定感も感じた。
- 平野気象予報士と伊藤瞳アナウンサーはコンビネーションもよく、会話が和やかで安心して見ていられる。「洗濯の外干し」、連休前ということで行楽日和かどうかなど、生活に密着した必要情報を過不足なく伝えており、ニュース番組の価値を支えている。
- 特集の鬼小十郎まつりのオーディションは、前提条件が分からず混乱した。様々な受験者がいるものと思ったが、エントリーしていたのは、実は、ひとつの専門学校からだけだったのではないか。オーディションがどのように行われたのかが、最後までわからなかった。
- 午後6時45分から55分までの時間を全国放送に切り替える必要があるのか。仙台放送からの報道を続けてよいように感じた。
これに対し、番組担当者が次のように述べた。
- 西ノ入アナウンサーと堤アナウンサーは、報道経験がまだ少ないが、日々、現場に出てもらい、両キャスターの目で見てもらったものをスタジオから伝えてもらっている。それが視聴者の方々の、ふたりへの信頼に繋がると思っている。今後も宮城県をくまなく回ってもらいたいと思っている。
- 夕方の5時台から6時台という時間帯は、全国的にも世界的にも新しいニュースが入ってくる時間帯でもある。6時45分から55分の10分間で最新情報を入れられる可能性もあり、全国ニュースを放送している。
※第609回番組審議会の概要は、11月11日(土)の「月刊チャンネル寸評」で放送。