第612回 仙台放送番組審議会
(2024年2月28日開催)
開催日時 | 2024年2月28日(水) |
場 所 | 本社5階役員会議室 |
出席者 |
委員長 | 山本雅之 |
委 員 |
尾上健二、五十嵐弘幸、菊池昭光 小宮仁奈子、今野恵、真田昌行 鈴木広一 |
尾上健二、五十嵐弘幸、菊池昭光、小宮仁奈子 今野恵、真田昌行、鈴木広一 |
局 側 |
稲木甲二/代表取締役社長、
福原一宏/専務取締役、
氏家裕介/取締役、
高荒治朗/取締役・報道制作局長、
高橋肇/編成部長、
金澤聡/スポーツ部長、
下舘智哉ディレクター、
篠原研司/番組審議室長、
田村信也/番組審議室事務局長、
石山利恵/番組審議室
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稲木甲二/代表取締役社長、福原一宏/専務取締役、
氏家裕介/取締役、高荒治朗/取締役・報道制作局長、
高橋肇編成部長、金澤聡スポーツ部長、下舘智哉ディレクター、
篠原研司/番組審議室長、田村信也/番組審議室事務局長、
石山利恵/番組審議室
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議題
- 前回議事録の承認
- 1月の番組分類統計、視聴者からのご意見について、3月の自社制作番組の放送予定
- 番組合評
「スポルたん!NEO」2月10日(土)18:30~19:00放送
2005年、楽天イーグルスのファーストシーズンと同時に「速報!スポルたん」としてスタートした番組も、間もなく20年目に入る。今回の放送では、楽天イーグルス今江新監督が、キャンプ地の沖縄から生出演、更に、開幕を目前に控えたベガルタ仙台の森山新監督の本音に、元ベガルタ仙台の岩本輝雄さんが迫る。
【出演】
ゲスト:楽天イーグルス・今江敏晃監督、ベガルタ仙台・森山佳郎監督、岩本輝雄さん(元・ベガルタ仙台)
MC:金澤聡&西ノ入菜月(仙台放送アナウンサー)
リポート:下山由城(仙台放送アナウンサー)
議事概要
- 第611回番組審議会の議事録が承認された。
- 局側から、1月の番組種別ごとの放送時間と視聴者から寄せられた意見や苦情など合わせて216件の主な内容を報告した。合わせて3月の主な自社制作番組の放送予定を紹介した。
- 議題番組の審議
議題番組への各委員からの主な意見は以下の通り。
- 冒頭、張本美和さんが卓球女子のパリオリンピック団体戦メンバーに選ばれたという話題からスタートしたが、幼い頃に取材したシーンを放映できるのは地元局ならではだと思った。
- 金澤聡アナウンサーは、ベテランならではの安定した司会進行で、西ノ入アナウンサーとのコンビネーションも調和している。
- 生中継であることを生かし、下山アナウンサーが、今江監督に突っ込んだ質問をしていたが、今江監督も、終始、リラックスして話していて、東京で見る番組とは違い、親近感が沸いた。
- ややオーバーでドラマチックなナレーションがすごく利いていて、とても面白く、視聴するだけで元気が湧いてくる。BGMの使い方もうまく、思わず楽しい気持ちになってくる。
- ベガルダ再建に向けて本気で燃える森山監督の話はとても興味深かった。日本代表時代の戦友だった岩本輝雄さんが森山監督の本音、「選手が一番躍動できるサッカー」といった良い言葉を引き出していた。
- 森山監督という人がどういう人なのか知らなかったが、チームをよく分析していることが伝わってきた。戦術よりも選手に力強い覚悟を求める、J1復帰は目指すが、根本から変えないと無理という話を聞き、この監督ならやってくれるのではないかという期待を持った。
- 楽天に新加入したポンセ選手のインタビューのところで、大袈裟な口調で吹き替えが入っていたが、新加入の選手なのだから、本人の声を聴かせても良かったのではないかと思った。
- 楽天の今江新監督が、どうやって引っ張っていくのかに関心があったが、自分の日焼けどめ対策の話を「美の秘訣」という形で取り上げていたので「軽い」と思った。もっとしっかりと戦力の話を聞きたかった。
これに対し、会社側が次のように述べた。
- 岩本輝雄さんは、私たちの考えをよく理解した上で質問してくれている。森山監督の本音を引き出せたのは、岩本さんに負うところが大きいと思う。別な解説者を起用する際にも、しっかりと関係性を築き、番組を一緒になって作っていくという姿勢でやっていきたい。
- 「美の秘訣」の企画は、スポーツに興味がない方が見ても楽しめるようにという狙いだったが、今江監督で大丈夫かな、と思われたとすれば、番組として一番いけないことなので、本質をとらえた情報を伝えつつ、より幅広い視聴者の方に見てもらえる工夫が必要だと感じた。
※第612回番組審議会の概要は、3月9日(土)の「月刊チャンネル寸評」で放送。