仙台放送×第一生命ホールディングス
「運転技能向上トレーニング・アプリ」スマートフォン版
 健康応援アプリ「健康第一」向けにサービス開始

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公開日:2020.01.28

概 要
株式会社仙台放送(仙台市青葉区上杉5-8-33 代表取締役社長:稲木 甲二、以下「仙台放送」)は、国立大学法人東北大学加齢医学研究所(仙台市青葉区星陵町4-1 所長:川島 隆太教授)と産学連携により共同開発した「運転技能向上トレーニング・アプリ」のスマートフォン版のサービスを、第一生命ホールディングス株式会社(社長:稲垣 精二)の100%子会社である株式会社QOLead(社長:岩井泰雅、以下「QOLead」)が提供するスマートフォン向け健康応援アプリ「健康第一」を活用し、2020年4月を目途に提供を開始します。
平成初期に10%程度だった65歳以上の人口割合は、2020年には約30%に上る見込みで、著しいスピードで高齢化が進んでいます。近年の悲惨な事故を受けて、高齢ドライバーの免許返納が社会的に迫られる一方、生活のために免許証を手放せない高齢者も数多くいます。
このような社会課題を受け、仙台放送とQOLeadは、スマートフォン向け健康応援アプリ「健康第一」を活用して、本トレーニングを提供することで、運転能力や認知機能の低下を抑制し、運転寿命の延伸に貢献します。
「運転技能向上トレーニング・アプリ」とは
  1. 脳トレゲームで有名な東北大学・川島隆太教授と仙台放送が共同で発明・開発した世界初の「運転技能向上トレーニング用」のアプリ。1日20分・6週間という短期間で自動車運転技能と認知力と活力が向上することを実証(2019 年5月発表の研究成果より)。
  2. テレビ接続型(HDMI ケーブル使用)ゲーム機を使用したサービス「川島隆太教授のいきいき脳体操~テレビで楽しくトレーニング~」を2019年春から実施中
  3. 収録ゲームは6種類(運転技能ゲーム3種類、脳トレゲーム3種類)、特許取得済み(特許 6284171 号)
「健康第一」の取組概要
InsTech※1では、お客さまに最良のサービスを提供できるようエコシステム※2を形成し、スタートアップ・ベンチャー企業、ベンチャーキャピタル、先進技術企業などから先端テクノロジーに関する情報を幅広くタイムリーに収集・分析し、取り入れています。
今回の健康応援アプリ「健康第一」を活用した「運転技能向上トレーニング・アプリ」の提供においても、「健康長寿社会の実現」を目的とした異業種・業態の企業とのパートナリングにより、実現いたしました。今後も国民の皆様のQOL(Quality of Life)の向上や健康寿命の延伸に向け、認知症進行抑制や生活習慣改善に有効なプログラムの提供等を検討していきます。
※1 保険ビジネス(Insurance)とテクノロジー(Technology)の両面から生命保険事業独自のイノベーションを創出する活動のことで、最優先の戦略課題として、第一生命グループ全体で推進しています。外部の開発 力・アイデアを積極的に取り入れ、他業態との連携(エコシステム)を実現しながら、生命保険業界全体のイノベーションをリードしていくことを目指します。

※2 複数の企業が商品開発や事業活動などでパートナーシップを組み、互いの技術や資本を生かしながら、業界の枠や国境を超えて広く共存共栄していく仕組みのことです。
問い合わせ先
■事業に関すること
 株式会社仙台放送 ニュービジネス開発局企画制作部
  担当:太田 茂
  
■プレス対応
 株式会社仙台放送 広報戦略局広報部
  担当:柳沢 剛、林 佳緒里
  電話:022-267-1268