FNSチャリティキャンペーン

お詫び・お知らせ
2025年5月30日
平素よりFNSチャリティキャンペーンにご理解ご支援を賜りまして、誠にありがとうございます。またこの度はフジテレビの一連の問題で、多くの皆様にご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。

寄付金控除に必要な領収書をご希望の方に、お知らせいたします。
この問題の影響を受けて、寄付先をマダガスカルに限定したご寄付をご希望の場合、現時点では領収書の発行ができなくなっております。恐れ入りますが事務局までご連絡ください。世界の子どもたちへの支援に幅広く活用することにご同意いただける方は、現時点でも領収書は発行できますので、問題ございません。

現在事態の解消に努めており、進展がございましたら速やかにホームページ上でご報告させていただきます。ご迷惑をおかけしていることを重ねてお詫び申し上げます。
領収書に関してのご質問、お問い合わせは下記までよろしくお願いいたします。

FNSチャリティキャンペーン事務局
電話:03-5500-2000
メール:fnscharity@info.fujitv.co.jp
マダガスカル共和国は、アフリカ大陸の南東海岸部からおよそ400km離れたインド洋の沖合に浮かぶ、世界で4番目に大きな島国です。変化に富んだ気候風土で知られており、湿った貿易風の影響を受ける東部には熱帯雨林、首都アンタナナリボを含む中央部には標高1,000mを超える高地、雨季と乾季の差が大きい西側には乾燥林、雨量が極端に少ない南部には半砂漠地帯が広がっています。近年異常気象の頻発により、南部や南東部で食糧危機が長期化し、食料の安全保障が更に悪化することが懸念されています。

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生息する動植物の約80%が固有種で、多様性豊かな自然環境に恵まれる一方、国は様々な困難に直面しています。極度の貧困下で暮らす人の割合は8割以上と世界で最も高く、首都アンタナナリボでさえ人口の3分の1が厳しい生活を余儀なくされています。2022年の一人当たりDGP($505)は世界で6番目に低く、国連開発計画による人間開発指数は169位(2015年)から177位(2021年)と、後退傾向にあります。

近年、マダガスカルではサイクロンや干ばつなどの自然災害が頻発・激甚化し、気候変動の影響が深刻化しています。この国のCO2排出量が世界の排出量に占める割合はわずか0.01%にもかかわらず、「子どもの気候危機指数」(子どもへの気候変動の影響を示す深刻度)は世界10位です。2020~22年には過去40年で最悪といわれる干ばつに見舞われ、2023年には南半球で観測史上3番目に多い犠牲者を出したサイクロン「フレディ」によって、19万人が直接的な影響を受けました。このため、同国ではおよそ36万5,000人の子どもが急性栄養不良に苦しみ、うち85,000人は命を脅かす重度の急性栄養不良に陥ることが予想されています。

マダガスカル 基本統計

面 積587,295平方キロメートル(日本の約1.6倍)
人 口2,961万人(2022年、世銀)
首 都アンタナナリボ
民 族アフリカ大陸系、マレー系、部族は約18(メリナ、ベチレオ他)
言 語マダガスカル語、フランス語(共に公用語)
宗 教リスト教、伝統宗教、イスラム教
(外務省マダガスカル基本データ)

数字で見るマダガスカル/各種統計

項 目ネパール日 本
総人口
(2021年)
28,910,000人124,613,000人
5歳未満人口
(2021年)
4,150,000人4,286,000人
5歳未満児
死亡率
(2021年)
66人/1000出生2人/1000出生
乳児死亡率
(2021年)
45人/1000出生2人/1000出生
新生児死亡率
(2021年)
24人/1000出生1人/1000出生
最低限の基礎的飲用水
サービスを利用する
人の割合(2020年)
53%99%
子どもの気候危機指数10位/163カ国中94位/163カ国中
人間開発指数177位/193カ国中24位/193カ国中

FNSチャリティキャンペーンは

世界の子どもたちの笑顔のために

FNSチャリティキャンペーンは1974年の設立以来、ユニセフ(unicef=国際連合児童基金)とともに、厳しい環境で暮らす世界の子供たちのために支援活動を続けています。

メインテーマは『世界の子どもたちの笑顔のために』

アジア・アフリカなどの子どもたちの支援では、『HIV/エイズ』や『貧困』など具体的な支援テーマを設定して現地取材を行い、放送を通して支援国の実情を日本中の皆様にお伝えしてきました。当初バングラデシュやカンボジア、ネパールといった発展途上国を継続的に支援してきましたが、近年は大規模自然災害の被災国が支援国になる機会も増えました。
2008年度からのメインテーマ『世界の子どもたちの笑顔のために』でもそのスピリットは変わりません。FNSチャリティキャンペーンでは、世界の各地の子どもたちの真実の姿をありのままにお伝えし、一人でも多くの子どもが笑顔を取り戻せるよう、心から願いつつ支援活動を続けていく所存です。
世界には、今この瞬間にも失われなくてもなくてもいいはずの命を失いつつある子どもたちが大勢います。その子どもたちのために、今後も皆様の温かなご支援をよろしくお願いいたします。

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