森公美子さん・彩風咲奈さん
トークショー(1回目)
- MC:
- このミュージカルですが、『天使にラブ・ソングを』のタイトルで日本でも大ヒットした映画が原作になっています。2014年に帝国劇場で日本初上陸を果たし、連日満員の客席に笑いと感動が舞い降りました。その後も再演を重ね、全国各地で熱狂の渦を巻き起こしてきた本作が、ファンの皆様の熱い要望にお応えする形で、今年2026年に6度目の上演を行なっています。主演の歌手・デロリス役には日本初演から同役を演じ続けている森公美子さん、そして今回新キャストとして元宝塚歌劇団雪組トップスターで退団後初のミュージカル出演となる彩風咲奈さんのWキャストが実現しています。
本日は、東京公演の千穐楽を終え、来月から全国ツアー公演を控える森さん・彩風さんに、作品に寄せる想い、また作品のエピソードなど時間の許す限りたっぷりお話を伺ってまいります。
- MC:
- 劇中では、お二人のツーショットというのは見られないので、今回、非常に貴重な場面かと思います。
- 森:
- そうですよね。でも稽古場では隣に座っていて、一人の稽古が終わると、もう一人がやるという感じでずっとやっていたんです。私は…芋をふかしてきたよね?(笑)
- 彩風:
- そうなんです。クミさんの芋で養っていただいてました(笑)。
- 森:
- 「卵焼き作ったんだけど」っていうこともあって、本当に仲良くさせていただいて。サキさん(彩風咲奈)もオープンハートな方だから夜中にLINEをしてくれたこともありました。
- MC:
- 作品の中だけでなく、舞台裏もハッピーオーラが出てたんですね。
- 森:
- そうなんですよ。私は長く演じてるのに踊りを忘れてしまったりした時も、「サキちゃん、あそこどうだったっけ?」って聞いたりして、サキちゃんに頼ってましたね(笑)。
- MC:
- なるほど(笑)。作品についても色々伺っていきたいのですが、今回は「HIBIYA LIVE FESTIVAL」への参加ですので、お二人は日比谷と聞くとどんなエピソードが思い浮かびますか?
- 彩風:
- 私は(東京ミッドタウン日比谷の)お隣が東京宝塚劇場ですので、日比谷は通い慣れた場所という感じですね。逆にちょっと緊張します。日比谷に行くと思うと、宝塚の頃を思い出してちょっと気持ちがピシッとなるというか。
- 森:
- すごいですね。私なんかここの下のパン屋によく買い物に行っています。ご飯食べに行って映画も見ますし。本当に日比谷は便利な街ですよね。そして、サキちゃんは宝塚を退団して1年半経つんですよね。その間にミュージカルは出演されず、この『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』が退団後初ミュージカルということで、この作品に全集中してくれてたのかなと。やっぱりサキちゃんってすごいと思います。
- MC:
- 今、そこで溜めたパワーを放出している感じでしょうか。
- 彩風:
- そうですね。退団後初めてのミュージカルがこの作品で本当に毎日幸せなんです。お稽古場から、Wキャストとしてクミさん(森公美子)から学ばせていただくことが沢山ありましたし、隣に並んで一緒にお菓子とか食べながら台本を開いてお話する時間も含め、最初の作品でこのような時間をいただけたことが本当に幸せでした。
- 森:
- 楽しかったね。本当に良い時間でした。「ここちょっと違いますよ」みたいなことを言ったりしてね(笑)。私は12年もやってるのにまだドキドキするんですよね。
- MC:
- カンパニーの雰囲気がとても良かったというのが伝わってきます。
- 森:
- 本当に良かったです。体調不良の方がお出になった時も、みんなで歌を分け合って全員一丸となってやりました。皆この作品が好きで集まってるんですけれど、素敵なカンパニーだなとつくづく思いました。
- MC:
- なるほど。今回の東京公演は明治座での上演でしたけれども、1ヶ月終えてみていかがですか?
- 彩風:
- 明治座という歴史ある劇場で『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』を上演するというのは新鮮さがありますよね。
- 森:
- 明治座はいつも3月公演の出演者が「節分祭」の豆まきイベントに登壇されるんですが、今回私たちはなんとシスターの格好でやったんですよ。異教徒ですよね(会場笑)。また、うまい棒が軽くて遠くに飛ばないんですよ。そこに5円とか貼ったら飛ぶんだと思うんだけど、(投げても)戻って来るんですよ(笑)
- 彩風:
- 風が強かったですしね(笑)
- MC:
- 色々エピソードがあったんですね。彩風さんは東京公演の手応えとしてはいかがでしたか。
- 彩風:
- 本当に楽しかったっていう言葉が最初に出てきます。舞台で演じるのが1年以上ぶりで、どんな感じになるんだろうと。やはり宝塚の舞台と違いますし、怖い部分もありましたが、クミさんとは舞台の上でご一緒することはないですけれども、舞台稽古ではずっと傍にいてくださって心強かったです。昼と夜の公演の入れ替わりの時に、私が夜公演の時は、昼公演のクミさんが帰って来られるのを楽屋の前で出待ちしてお迎えしたり、逆に私が昼公演の時は―
- 森:
- 私が出待ちしてるんですよ、イェーイ!って言いながら。
- 彩風:
- そうなんです。そういうところでパワーをいただいています。カンパニーの皆さんとは初めましてで、私はとても人見知りで不安もあったんですけれども、それももう忘れるぐらい、今、本当に楽しいです。
- 森:
- 人見知りだったの?(笑)全然知らなかった!
- 彩風:
- 人見知りです(笑)
- MC:
- 今明らかになった事実ですね。今日のイベントの直前の控え室でも、皆さんのお互いのリスペクトをひしひしと私も横で感じていました。
- 森:
- 良かったです。これでも初演の時は色々ありましたね。本物の修道院にお勉強に行かせていただいて、その時に「シスターはこんなことしない」と演出家とやり取りした思い出があります。最終的には「これはエンターテイメントです」っていう所に落ち着きましたが(笑)。
- MC:
- そんなことがあったんですね。彩風さんは今回初参加となりますが、今まで自分の中で思い描いていた本作のイメージと、実際にご自身が参加してみてギャップはありましたか?
- 彩風:
- あまり準備しすぎずに稽古場に臨んだといいますか、真っ新な状態で行こうと思っていました。やはり女性役を演じるというのが初めてでございまして(会場笑)。私が踏み出す一歩がだいぶ大きかったりとか、松村雄基さん演じるカーティスがせっかく手を広げて迎え入れているのに、私は更に下からカーティスを抱き上げる形をとってしまったり(笑)。そうしたらクミさんが「サキちゃん!上から!上からいくんだよ」って言ってくださって(笑)。
- 森:
- サキちゃんに「この作品の中でどの役をやりたい?」って聞いたら、「カーティスですね」って答えてたよね(笑)。
- 彩風:
- そうなんです(笑)。本当に何も分からない状態からスタートしたので、ギャップを感じるというよりは、発見ばかりでしたね。
- MC:
- カーティス役についてお客様の反応が凄いですね(笑)。
- 彩風:
- オファーをお待ちしていますね(笑)。
- 森:
- カーティス役やって欲しいわ。
- MC:
- この『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は、幕が開いた瞬間から見どころ、聞きどころのオンパレードの作品で、音楽はディズニー映画の名曲を手掛けるアラン・メンケンが手がけていて、作品自体もブロードウェイミュージカルの楽しいところをギュッと詰めたような作品ですが、お二人のお好きな場面を伺いたいです。
- 森:
- 私は、修道院長とのシーンで、「これは神の御業なのです」「これは人間同士のつながりなのです」という気づきの場面があるんです。そこはツレさん(鳳蘭)の目がキラキラ光って涙を溜めてらっしゃるのが分かって。私はもうその時点でグーッと泣いてますが、抱きついた瞬間に、子供をあやすように背中を叩いてくださるんです。そこのシーンが大好きです。
- MC:
- 聞いてるだけでジーンと来てしまいますね。彩風さんはいかがですか?
- 彩風:
- 好きなシーンばかりなんですけど、1幕の後半、「Raise Your Voice」から最後みんなで歌うシーンが続くのですが、そこでやっと初めてシスターの皆さんと触れ合う時間が始まるんです。そこまでは修道院に来たばかりで、まだ皆さんとコンタクト取るときがないので。開幕してから、やはりお客様の盛り上がりや、お客様がこんなに参加してくださっていて、一緒に物語を楽しんでくださっていることを感じておりまして、それも含めて本当に好きな場面で、感動しましたね。
- MC:
- お二人の言葉にも表れてますけど、やはり笑いだけではなく、この感動という部分も『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の魅力ですよね。そして東京公演は千穐楽を迎えまして、5月からはいよいよ全国ツアーが始まりますね。大阪、長野、森さんのご出身の宮城、最後は愛知と、4カ所をまわって5月31日が大千穐楽となります。このツアー公演でどんなことが楽しみでしょうか?
- 森:
- もう大阪入った途端に女子会をする企画があります(笑)。私が企画しておりまして、男子禁制で、シスターと私たちでね。
- MC:
- どんなことをされるのか、少し教えていただけますか?
- 森:
- ただの粉物パーティーですね(笑)。大阪名物を皆で食べるという企画で、美味しいもの食べて、面白い話とかできたらなと。私結構面白い話持ってるんですよ(笑)。舞台中に、シスター・メアリー・ロバート役の梅ちゃん(梅田彩佳)の衣裳のジッパーが開いてたんですよ。「私もね」って台詞を喋りながら上げて、台詞の言い終わりでポンって叩いてできたよという合図をしたり。私すごく得意なんですよ、緊急事態に強いタイプです(会場笑)。
- MC:
- なるほど(笑)。彩風さんはツアーに向けて、何か楽しみにされていることはありますか?
- 彩風:
- 大阪は宝塚が近いこともあり本当に慣れ親しんでいて、色々な方が見に来てくださるのが本当に嬉しいです。あとは私は名古屋でうなぎを20日間連続で食べ続けたという歴史があるんですよ。
- 森:
- えーっ !?
- 彩風:
- 話盛ってないですよ!(笑)本当に20日間、ずっと夜ご飯はウナギを食べ続けたんです。
- 森:
- 鼻血出ちゃうんじゃないの(会場笑)。
- 彩風:
- 今度またその記録を延ばせるのが楽しみです(会場拍手)。名古屋では全食うなぎを食べたいと思います。
- MC:
- お話をまだまだ伺いたいところですが、お時間に限りがありますので、結びとして、お二方からメッセージをいただきたいと思います。
- 彩風:
- 今日は皆様にお会いできて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』はまだまだツアー公演が続きます。私は自分が出演しているのにそれを忘れるくらい物語に没頭していて、なおかつ、お客様の愛を本当に間近に感じられる作品ってなかなかないと思っています。本当に素敵な作品なので、ぜひその熱を感じに見に来てくださると嬉しいです。ありがとうございます。
- 森:
- 私は多分これが最後の『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』になるんじゃないかなと思っているんですけれども、思いっきり本当に楽しんで終わりたいと思っています。それでもまた次の回に出てきたらごめんなさい(笑)。
森公美子さん・彩風咲奈さん
トークショー(2回目)
- MC:
- 本日はミュージカル『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』トークショーへお越しいただき、誠にありがとうございます。本作は『天使にラブ・ソングを』のタイトルで日本でも大ヒットした映画が原作です。2014年に帝国劇場で日本初上陸を果たし、連日満員の客席に笑いと感動が舞い降りまして、その後も再演を重ね、全国各地で熱狂の渦を巻き起こしました! そして再び、熱いご要望にお応えして、本年2026年に6度目の上演となりました。歌手・デロリス役には、日本初演から同役を演じる森 公美子さんと、元宝塚歌劇団雪組トップスターで、宝塚退団後、初のミュージカル出演となる彩風咲奈さんのWキャストが実現! 本日は、先日東京公演の千穐楽を終え、5月からの全国ツアー公演を控える森さん、彩風さんに、時間の許す限り、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』のお話を伺います。
まずはこの「HIBIYA LIVE FESTIVAL」に参加ということで、お二人にとって日比谷といえばホームグランドといった感じでしょうか?
- 森:
- 現在、帝劇が休館中ではありますが、私は帝国劇場・日生劇場・シアタークリエを回っているというか、出演させて頂くことが多くて。最近ではチャリチョコ(ミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』)を見に日生に行きました。
- MC:
- なるほど。プライベートでも日比谷はよく行かれるんですか?
- 森:
- プライベートだと、ここ(東京ミッドタウン日比谷)のパン屋さんが美味しいですし、予約困難なお寿司屋さんに伺ったりもしてます。
- MC:
- グルメな森さんの言うことだから間違いないですね。彩風さんはいかがですか?
- 彩風:
- 私はお隣に東京宝塚劇場があるので、あまり東京のことを知らない時分でも「日比谷なら何回も行ってるのでわかります」という感じでした。本当に慣れ親しんだ場所です。
- MC:
- 彩風さんは結構普通に歩いてらっしゃるって、小耳に挟みました。
- 彩風:
- そうですね(笑)。こちらの映画も見に来ますし、ここから見えるそちら(Buvette(ブヴェット))のクレームブリュレも好きです。
- 森:
- 1階のね。おいしいよねー!
- MC:
- さて、2026年公演の東京公演が千穐楽を迎えまして、今回は明治座での上演となりましたが、いかがでしたか?
- 森:
- 明治座公演はのぼりが立つんですよ!一回自分ののぼりが立ってるところを見たいなと思っていたので、夢が叶ったなと思っています。
- MC:
- 彩風さんはどうでしたか?
- 彩風:
- 私ものぼりが嬉しくて、わざわざ写真を撮りに行きました!
- 森:
- 私も!でもそういう時に限ってうまく撮れない…(笑)。
- 彩風:
- 風向きで反対に向いてしまったりして、難しかったですよね(笑)。
- MC:
- 公演としてはどんな1ヶ月になりましたか?
- 彩風:
- 1日1日が楽しくてあっという間で。「今日も1日楽しすぎて終わってしまったな」という、楽しいと寂しいが同時にやってくるような気持ちでした。
- 森:
- 最後にお客様と皆で「Raise Your Voice」を振付付きで踊るんですけど、その頃には、ああ、終わっちゃった~と思ったりしています。
- MC:
- ではあっという間の1ヶ月だったんですね。何かキャストの皆さんとの思い出もお聞きしたいです。
- 森:
- 一杯思い出がありすぎちゃって、例えば稽古場だと私たちは隣同士の席だったので非常に親密に、食べ物の行き来があって(笑)。ちょっとドーナツ買ってきてもらうとか。
- 彩風:
- そうですね、好きなドーナツが一緒でしたよね(笑)。あとクミさん(森公美子)がご飯を作ってきてくださって、しかもそれがオシャレなんです!
- 森:
- ある日はラザニア、ある日はボルシチなど。
- 彩風:
- それもウクライナの方に聞いた作り方で、「このヨーグルトを混ぜて味変してね」ってヨーグルトまでつけてくださって。あと私が買ってきたひじきと梅のおにぎりをよく食べていたんですが、それをクミさんが見ていてくださって、梅ひじきのおにぎりを握ってきてくださったんです!本当にありがとうございます。
- 森:
- いえいえ、もう自分の娘のような気持ちになっていて、私にとって本当に大切な人ですから。作ったら食べてくれるのも嬉しくて(笑)。もう、サキちゃんを太らせてしまったら皆さんごめんね~(会場笑)。
- MC:
- 劇中ではお二人が一緒にいる姿は見られないので、こういうお二人の交流というのが今回のトークショーを通じてお客様に知って頂けるのはすごく貴重な機会ですよね。
- MC:
- 彩風さんは今回初参加となりますが、今までお客様として見ていた『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の印象と、ご自身が参加されてからでイメージは変わりましたか?
- 彩風:
- 見ていて楽しい作品は参加しても楽しかったです!慣れないことも難しいことも沢山ありましたが、それを苦しいとは思わなかったですし、それ以上に作品と、作っている皆様のパワーを傍で感じられて嬉しくて、本当に楽しかったです。
- 森:
- 楽しいのはやっぱりシスターのみんなと一緒にいるときで。めちゃくちゃ楽しくないですか?
- 彩風:
- 楽しいですよね。
- 森:
- なんかいい雰囲気なんですよ。宝塚は女の人ばかりだからこういう感じなのかなって思ったり。
- 彩風:
- シスターの皆さんの中にいると、確かに似てるかもしれないですね。
- 森:
- 皆で助け合ってね。楽屋でも「おはよう!」って言ってからずーっとワチャワチャして、最後に「また明日ー、お疲れー!」って言ってもワチャワチャしてます(笑)。パワフルですね。サキちゃんと一緒にいるのがあと1ヶ月かと思うとものすごく残念で!
- 彩風:
- 色んなところに会いに行きますので飽きないでください!(笑)。
- 森:
- 飽きないですよ!もちろん私も行きますから!
- MC:
- この後全国ツアーでは大阪、長野、宮城と回り大千穐楽が愛知となります。ツアー公演で何か楽しみにされてることはありますか?森さんのご出身の宮城もあります。
- 森:
- カンパニーの皆と一緒にいる事が楽しみというのはまずありますが、宮城は怖いですね。
- 彩風:
- 怖い !? 素敵なところじゃないですか~。
- 森:
- やはり同級生がいるので、同級生同士で年齢当てクイズできるんじゃないかって(笑)。同い年なのに老けてるわ、あの人若いわとか。あと、お薦めの牛タン屋さんがあるので、是非そちらにはお連れしたいと思っております。
- 彩風:
- 牛タン大好きです!
- 森:
- 既に予約済みです(会場拍手)。
- 彩風:
- お稽古場に一度笹かまぼこも持ってきてくださって!
- 森:
- 紅しょうが入りのね。
- 彩風:
- すごく美味しかったです!
- MC:
- そういった舞台の外でも気持ちの交流があるからこそ、素敵な舞台に繋がっていくんだなと思いますが、本当にもうこの作品は、音楽も素晴らしく、作品そのもののエンターテインメント性も素晴らしいですよね。そんな中で、あえてこのシーンが自分にとって大事だっていうところを教えていただきたいです。
- 森:
- 私は先ほどのトークショーでは修道院長とのシーンと言いましたが、それ以外だと、カーティスについに見つかってしまった時にシスターの皆さんが私を守ってくれるんですよ。
そのシーンは、もういつまで経っても慣れないというか、思わず涙が出るシーンの一つですね。
- MC:
- もう今も森さんの目がウルウルされて…
- 森:
- あのシーン好きよね。
- 彩風:
- 胸がいっぱいになります。
- 森:
- 初演のカーティス役で吉原光夫さんが演じられてたんですが、稽古中、カーティスの前にどんどんシスターが立ちはだかる場面になった時に、カーティスも涙ぐんでいて…。「カーティスがそうしなければこんなことにはならないのに!」みたいな(笑)。でも、そこで泣いてたのを見て、みんながまた一緒になって泣くみたいなことがあって。本当に素敵な作品です。
- MC:
- 彩風さんはいかがですか?
- 彩風:
- やはり2幕ですかね。1幕は修道院にデロリスが入ってきてシスターの皆と打ち解け始めたかなぐらいで終わるんですけれど、2幕に入ると皆が仲間のようにデロリスを受け入れてくれているところからのスタートなので、その2幕頭の「Sunday Morning Fever」というナンバーはすごく楽しいです。あとは、そこから繋がっていくと、シスターの皆がパジャマを着て、夜に訪ねてくるシーンがありまして、そこまでのシーンがすごく幸せで。それまでデロリスが感じたことのないであろう幸せを一杯感じられている瞬間で、すごく好きですね。
- MC:
- お二人がこうやって魂を込めて演じているんだ、ということが分かるとこれからご覧になる皆さんの見方というのも少し変わるんじゃないでしょうか。では最後に、お一人ずつメッセージをいただけたらと思います。
- 彩風:
- もうご覧になってくださった方も、これからご観劇される方もいらっしゃると思うのですが、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は本当に素敵な作品です。クミさんは日本初演から12年ずっと演じながら守り続けてくださっていて、ツレさん(鳳蘭)や、シスターの河合篤子さんも初演から出てらっしゃいます。皆さんが守ってこられたものの大切さを感じながら、これまで色んなキャストの方が演じられてきた変化も感じていただけると思います。皆さんハッピーになっていただける作品ですので、ツアーでは各地参りますので、是非皆様お待ちしております。
- 森:
- これからツアーで各地に行くわけでございますけれども、上田市(長野公演)は東京からもすぐですから!お待ちしております。(トークショーにお越しの)皆さん、しっかり顔覚えておきますからね(会場笑)。
- MC:
- この後のツアーも楽しみにしております。ありがとうございました。