情熱!未来クリエイト。建築を通して未来を描くこの大会。そこにあるのは情熱に溢れた「アツい」議論─。
『せんだいデザインリーグ』は、毎年3月にせんだいメディアテークで開かれる「都市・建築デザインのプロ」を目指す学生の卒業設計日本一を決める大会です。「建築学生の甲子園」とも呼ばれ、今年で開催21年。番組は15年前から始まり、大会の模様を毎年伝えています。
今年は応募総数433作品の中から選ばれた10点の模型がファイナル審査へ。アンガールズの2人が白熱の審査の模様を見守っていきます。
さらに、2004年と2012年の大会に参加し、それぞれ日本一に輝いた2人の大会OBの仕事ぶりをご紹介。日本一同士のコラボレーションにより、静岡県の宿が生まれ変わったエピソードを、現地取材をまじえてお伝えします。
難解な建築の世界。この番組を通して建築の面白さと奥深さ、そしてちょっぴり感動も味わってほしいと思います。

決勝進出10作品
村井琴音『Leaving traces of their reverb』
平松那奈子『元町オリフィス』-分裂派の都市を解く・つくる-
奥田涼太郎『海への「おくりもの」』
柴田達乃助、山崎麗、村上きこ
   『サンゴヤマ計画』-石保管のための石積み指南書-
川岸美伊『私の弔われかた』
石川航士朗、糸賀大介、大竹平雅『生活景の結い』
川本航佑『MADE IN HONG KONG』
土居亮太『建築家のパラドクス』-制御不能な野性の面影-
大岩樹生『都市の再生速度』-現代的鑑賞から考える東京駅の劇場-
河本一樹『中心について』-天下普請の反転による対自空間の導出-
審査員
審査委員長:塚本由晴(建築家)
岩瀬諒子(建築家)、藤野高志(建築家)
サリー楓(建築デザイナー・モデル)
川勝真一(建築キュレーター)
解 説
小野田泰明(東北大学大学院教授)
大会OB
今泉絵里花さん
建築家。スイス留学後B1Dパートナーを経て、幹花建築社代表。仙台デザインリーグ2012日本一。
2004年に日本一に輝いた宮内義孝さんと共に、焼津市の宿のリフォームに挑んだ話を紹介。
「月と鮪 石上」〒425-0011 静岡県焼津市小浜1047
TEL:054-627-1636