
プログラムのご案内

- タイトル
- 「注文の多い料理店」
- 著 者
- 宮沢 賢治
- 朗 読
- 佐藤拓雄アナウンサー
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第1回放送
2007年5月25日
二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、白熊のような犬を二疋つれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いながら、あるいておりました……
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第2回放送
2007年6月1日
ずんずん廊下を進んで行きますと、こんどは水いろのペンキ塗りの扉がありました。「どうも変な家だ。どうしてこんなにたくさん戸があるのだろう。」
「これはロシア式だ。寒いとこや山の中はみんなこうさ。」そして二人はその扉をあけようとしますと、上に黄いろな字でこう書いてありました……
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第3回放送
2007年6月8日
するとすぐその前に次の戸がありました。
「料理はもうすぐできます。十五分とお待たせはいたしません。すぐたべられます。早くあなたの頭に瓶の中の香水をよく振りかけてください。」
そして戸の前には金ピカの香水の瓶が置いてありました……
※一部の作品には、現在において不適切と思われる表現が含まれている場合がありますが、
原作の内容を尊重し、原作通り朗読させていただいております。
原作の内容を尊重し、原作通り朗読させていただいております。
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