現在の仕事内容
現在の部署は、動画コンテンツの制作、配信などを手掛ける新規事業のセクションです。YouTubeやTVer、番組やイベントのライブ配信、有料動画の販売など、新たな収益モデルの立ち上げを目指しています。私はその中で、宮城県の食品を扱うEC事業を担当しています。地元の生産者、飲食店と協力しながら、宮城のお酒を紹介・販売するサイトの立ち上げやライブショッピングの企画など、様々な手法で宮城の食を全国に発信しています。
仕事のやりがい
部署が変われば、転職と同じくらい仕事の内容がガラッと変わります。私はこれまでに報道部や営業部でまさに「テレビ局」の仕事を経験しましたが、EC事業は「小売」事業です。ECの仕組みや物流の構築など訳が分からない中で立ち上げを経験しました。その中で、購入したお客様からの「美味しい」という声は素直に嬉しかったです。また事業で生まれた地元事業者との繋がりから商品や企画のプロデュースをすることもあり、大変な中にも楽しい瞬間が多くあると思います。

今後の夢・やりたいこと
EC事業は、テレビ局の本筋と違うと思われるかもしれませんが、そんなことは無いと思っています。これまでテレビ局は、取材活動や営業セールスを通じて、全国や地元にネットワークを作ってきましたが、EC事業をはじめとする新規事業では、これまでとは異なる切り口でのネットワークを構築し、ビジネスの幅を広げます。今後は、Win-Winな関係のもと、楽しく地元を盛り上げられる仕事をしていきたいと思っています。
仙台放送を選んだ理由
私は、学生時代、いわゆる“まちづくり”を学んでいました。仙台放送が、新規事業として「テレビ放送×地元企業」で地元を応援、またそこでビジネスをしようとしていることを知り、受けてみようと思ったことを覚えています。今では、全国の放送局が新規事業に取り組んでいますが、15年以上前から放送外事業に取り組んでいるというのは、早い方でした。その姿勢はいまも変わらず、新しいことにチャレンジする気持ちのある会社だと思っています。
就活生へのメッセージ
私が就職活動した頃とはテレビを取り巻く環境はかなり変わっていると思います。視聴する時間、視聴方法、見るための目的、これからは皆さんの感覚が大切です。誰でもスマホで撮影、編集ができるような時代ですので、そういった技術を活かしてみたい!そういうのも面白いと思います。個人的には「テレビ×○○」という掛け算で、テレビ放送、動画を使っておもしろおかしく何かやってみたいという人と仕事をしてみたいです。