アナウンサーからのメッセージ (2019/06/19)

仙台放送アナウンサー 堤 勇高
6月19日、子供たちに災害時の行動を読み聞かせで伝える活動「読み聞かせキャラバン」にデビューしました!
今までこの読み聞かせキャラバンを担当してきたのは高橋アナウンサーや西ノ入アナウンサーなど、女性のアナウンサー。私が初の「読み聞かせのお兄さん」です。「お兄さん」だからこそできることはなにか?を考えながら、本番前日まで練習しました。

最初に行った大河原カトリック幼稚園。子どもたちと対面する直前にふと、「知らない男の人がいる…」と怖がられてしまうのではと不安になりました。しかし、いざ始めてみると私からの質問にも大きな声で答えてくれる元気あふれる子どもたちで、あっという間に不安を吹き飛ばしてくれました。特にみんなでジュニ君を呼んだときの「ジュニくーん!」の声には圧倒されました。ジュニ君人気、おそるべし。

2か所目は第二光の子保育園。みんな真剣に読み聞かせを聞いてくれて、元気にジュニ体操をし、これでおしまいというところで……なんと歌のプレゼントが!子どもたちが歌ってくれたのは童謡「にじ」。この日はちょうど午後から雨が降っていたのですが、次の日はすっきりと晴れ、まさに「にじ」の歌詞「きっとあしたはいい天気」の通りになりました。第二光の子保育園のみなさん、読み聞かせデビューの日に忘れられないプレゼント、本当にありがとうございました!


初めての読み聞かせは、災害対策という難しいテーマについて、どうすれば子どもたちに伝わるか?の部分を手探りで取り組みました。子どもたちに「最後まで飽きずに聞いてもらう」ことは本当に難しいと感じた一方で、質問の仕方やタイミングの工夫について少しだけ掴めたような気がします。私も成長しつつ、もっと多くの子どもたちと災害への備えについて勉強し、元気にジュニ体操をしていきたいと思います。

P.S.「お兄さんだからこそできることはなにか?」の自分なりの答えは「子どもたちに元気さで負けないこと」だったのですが、初戦は完敗でした!